創価学会の邪義迷妄を破す

『慧妙編集室 編』

③食糧危機の発生

平成二年以降、突如(とつじょ)として、私達の食糧事情にも異変が起きてきました。主なものを挙げてみましょう。
平成二年、それまで全国の総漁獲量(ぎょかくりょう)が四百万トン以上であったイワシが、急に三百万トンに減少、以後、年々に減(へ)り続けて、平成十三年には十八万トンにまで減少してしまいました。
その他、鯖(サバ)の資源量も平成二年当時の七分の一に減少、サンマの資源量も半減しています。
平成五年、六年、台風や長雨などの天候不順によって、野菜が不作となり価格が高騰。さらに、過去に例を見ない規模の冷害や全国的な稲熱病(いもちびょう)発生により、深刻な米騒動が起こり、輸入米が販売されるという前代未聞(ぜんだいみもん)の事態となりました。
平成十年にも、天候不順によって野菜の収穫量(しゅうかくりょう)が激減、政府は野菜を緊急輸入しました。
平成十三年、BSE(狂牛病(きょうぎゅうびょう)=牛海綿状脳症(ぎゅうかいめんじょうのうしょう)に侵(おか)された牛が日本でも発見され、牛肉の消費は三十%にまで激減、業者に大打撃を与えました。また、これに伴(ともな)い、牛肉の産地表示偽装(ぎそう)事件が起きたのを皮切りに、食品の安全性に疑問を与える事件が多発しました。
平成十五年、記録的な冷夏(れいか)、長雨、日照(にっしょう)不足により、米をはじめ農作物全般が大変な不作となりました。
また同年、アメリカでもBSEが発生、これによって日本では米国産牛肉の輸入を禁止し、ついに日常の食卓(しょくたく)から牛肉が姿を消す、という異常事態に陥(おちい)りました。この米国でのBSE発生は、米国経済にも大打撃を与えるばかりか、世界規模での影響が懸念(けねん)されています。
平成十六年、タイ・ベトナム・中国などで新型鳥(とり)インフルエンザが発生、日本では、これらの国からの鶏肉の輸入を禁止しましたが、さらに日本の国内でも次々と鳥インフルエンザの発生が確認され、食肉業界は大変な苦境に立たされています。
以上のような食糧危機は、かつては想像もできなかった事態ですが、これらの問題が一気に集中して起こっているところに、通途(つうず)の浅い原因によるものではない、ということが現われているといえましょう。

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