日別アーカイブ: 2016年2月7日

ニセ本尊造りの前科を糾す

現在、創価学会では自前のニセ本尊を発行していますが、その言い訳として、「日蓮正宗 宗門から破門されて御本尊が戴(いただ)けなくなってしまったため、やむなく自前でニセ本尊を造らざるをえなくなったのだ。だから悪いのは宗門だ」等という、手前勝手「てまえかって」な主張をしています。
しかし、学会のニセ本尊造りは今に始まったことではありません。
学会の内部文書に記録された、池田大作の「実(じつ)は、本門事の戒壇は正本堂という御本尊がある。猊下と私だけの唯仏与仏(ゆいぶつよぶつ)だ。
板本尊で、まさしく化儀(けぎ)の広宣流布の八百万は、明確に終わった。
文化会館の七階の座しきに安置してあるのだ。これは、私が直接うけたもの。
私が拝(おが)ませてあげよう」
(昭和四十八年十二月二十九日)
との発言によれば、遅(おそ)くとも昭和四十八年十二月の時点で、すでにニセ本尊(板本尊)が造られて、東京・信濃町の文化会館七階に安置されていたことが明らかです。
また、ニセ板本尊の実物調査の結果、本体を台座に接合した「ほぞ」の部分に、彫刻師(ちょうこくし)の名前と彫刻した年月を
「昭和四十九年四月朝陽」と刻(きざ)んだ板本尊も発見されています。
こうして、昭和五十二年までに、次々とニセ板本尊が造られ、各地の学会施設(しせつ)に安置されていきました。
要するに、池田創価学会はニセ本尊造りの常習犯(じょうしゅうはん)だったのです。
今日では、学会は、これらの事実を隠蔽(いんぺい)すべく、「すべて日達上人の許可を得て、傷(いた)んできた紙幅(しふく)の常住(じょうじゅう)御本尊を、板御本尊として御謹刻(ごきんこく)したものであった。それを日達上人がすっかり忘れていただけだ」などと言っていますが、当時、日達上人は「許可した覚えはない」(昭和五十年一月十日の議事録)と明確に仰せられていますし、そもそも、何体もの御本尊を数年間の中で模刻(もこく)することにつき、そのつど許可されておきながら、それを全(すべ)て失念(しつねん)する、などという馬鹿(バカ)な話があろうはずがありません。
この学会の言い訳は、「死人に口なし」とばかりに、全ての罪を日達上人にかぶせてしまおうとする、許(ゆる)し難(がた)い捏造(ねつぞう)であります。
ともあれ、当時、日達上人は
「こちらが許可していない分(ぶん)(の板本尊)は取り上げて、注意をしました」
(『大日蓮』昭和五十四年七月号)
と仰せられ、七体のニセ板本尊(当時の学会の自白により、少なくとも七体の板本尊が勝手に模刻されていたことが判明した)を総本山で取り上げました。
その時は学会側が陳謝(ちんしゃ)したため、宗門として大慈悲をもって見守ることとなりましたが、それから十五年を経た平成五年、学会はまたぞろニセ本尊造りに手を染めたのです。
かつて、ニセの板本尊を造ったことのある極悪人(ごくあくにん)
共ですから、今度は紙幅(しふく)のニセ本尊を造ることについて、あらためて何のためらいを感じることもなかったでしょう。
もはや、度(ど)し難(がた)い、大謗法団体であります。
さて、ここで、かつて学会が造ったニセ板本尊のうち、無茶苦茶(むちゃくちゃ)な一例を紹介しておきましょう。
写真は、昭和五十一年十月、池田大作(当時・三代会長)が自ら出向いて、東北総合研修所内の牧口記念館に安置してきたニセ板本尊ですが、なんと、これは、昭和二十六年五月三日、六十四世日昇上人から池田大作個人が賜(たま)わった御守(おまも)り御本尊(もちろん紙幅)を、勝手に写真に撮(と)って拡大し、板本尊に造り変えたものだったのです。
そもそも御守り御本尊とは、日蓮大聖人が「先日のまぼり暫時(ざんじ)も身をはなさずたもち給(たま)へ」(御書685頁)
と仰せのように、我が身に携帯(けいたい)して御守護(ごしゅご)申し上げる御本尊であり、安置して皆に拝(おが)ませるべき御本尊ではありません。
ましてや、拡大した上に、板本尊に変造(へんぞう)するとは、呆(あき)れて言葉もありません。
池田大作は、このニセ板本尊を安置した理由について、「東北を厳然(げんぜん)と守りたい。なかなか(自分が)おじゃまできないので、この研修所に御安置しておきたい。そういう意味で、小さい御本尊を東北創価学会の続くかぎり、この記念館にご安置申し上げて、皆さん方を守りたい、とお持ちしました」
と述べています。要するに、自分の身代(みが)わりにこのニセ板本尊を安置して、厳然と東北を守る、というのですから、池田は、自分と本尊とを同等と見なしていた、ということであります。
これぞ、池田本仏論の物証(ぶっしょう)であり、この異常なニセ板本尊を見ても池田に対して疑いがない、という人は、もはや完全に信心のカケラも失った一闡提人(いっせんだいにん)でありましょう。

ニセ板本尊

写真は、池田大作がお守り御本尊を拡大コピーして造った、ニセ板本尊

『慧妙』

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